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田口 司緒里

Kanehen

金属を叩くしごと 展

平成17年6月18日から6月30日まで

金属を叩くしごと展作品2
田口 司緒里氏は東京芸術大学大院学鍛金専攻修了後、2003年より長野県木曽郡にて、つくりに「金」を使った漢字を表す「かねへん」を屋号にして活動している作家です。
鍛金(金属を鎚で叩き、鍛え、造形する技法)によって作品を制作しています。硬く冷たいものと思われがちな金属も、要領を得れば案外やわらかく、温かなものです。機械でつくられる事が多くなった金属の忘れられた造形を再考するために、手仕事としての金属をテーマに制作しています。
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−アーティストの言葉−

普遍性とは身近な環境から知覚できる。 

学生時代には常に成長するもののシンボルとして植物をモチーフとし、
2002年の初個展では、多くの人に関わる環境であったため共感覚が
テーマの作品を制作しました。
現在はより生活に近い道具としての作品、鍋や花器、雑貨なども含め、
幅広く制作しています。 

今回2回目の個展では、前回個展で発表した作品と共に、鍋やカトラリーなどの
叩いてつくられた生活の道具を展開し、現在の有り方を提示できればと思います。 

-BIOGRAPHY-

1997 	  第2回ものづくりコンクール 文部大臣賞
1998 	  東京芸術大学美術学部美術研究科鍛金専攻修士修了
1999〜2003文星芸術大学 多目的工房 助手勤務 宇都宮に4年間住む
2000〜1   現代美術工芸展 入選
2002 	  個展-周辺へ-  (ギャラリーインザブルー 宇都宮)
2003 	  長野県木曽郡に転居、かねへんとして生活用品をつくる活動を始める
    	  グループ展 BOX ART Exhibition (ギャラリーインザブルー 宇都宮)
    	  グループ展 羊陶金展 (ギャラリー瑠な 名古屋)
2004 	  グループ展 アッタカヌクモリ展 (ギャラリー無垢里 東京)
          グループ展 中央小図工室びじゅつ展 (宇都宮市立中央小学校 栃木)
								
アーティストWebサイトへのリンク:kanehen 金属を叩いてつくるひと
金属を叩くしごと展作品1

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